今日の食卓から、美味しく守れる多様性。

「地球にも自分にも優しい選択」そうきいて、日々の食卓と結びつく人はどのくらいいるでしょうか。
それは特別な行動ではなく、ひとりひとりの今日の食卓から始まります。
日本でいちばん広く育てられている作物、それはお米です。
田んぼは、小さな生態系でもあり、日本の絶滅危惧種の約4割もが何らかの形で水田に依存している。そんな事実を知っていますか?(出典:環境省)
水が張られ、土が呼吸し、微生物が働き、虫が生まれ、それを追って鳥が来る。
強い農薬や化学肥料に頼れば、安定した収穫量は得られるかもしれません。
しかし一方でー
日本の風景の約20分の1を占める田んぼ。
面積が広いということは、そこに息づく命の数もまた、多いということ。
実際に、無農薬・有機で管理された田んぼでは、微生物をはじめトンボやカエルほか、多様な生物の多様性が戻る例があります。
お米の在来種「亀の尾」を知っていますか?
亀の尾はコシヒカリやササニシキの祖先でもある品種です。
しかし、効率化が進む中で化学肥料との相性の悪さから、一度姿を消した過去があります。
特別な理想ではなく、日々の主食の選択ひとつで、豊かになる生物多様性がある。
そんな現実が目の前にあります。
効率の物差しだけでは、測れない価値があります。
土の力を活かす有機農法と相性の良い亀の尾は、身体や環境への負荷を減らすだけでなく、
自然を豊かにする力を秘めた、まさにネイチャーポジティブな品種です。
食卓は、いちばん身近な自然との接点です。
私たちの選択は、生物多様性、ひいては私たちの未来の選択肢を守ることも、失うこともできる。
あなたの今日の食卓は、何を守りますか?
