商品の素材について

Our Concept

生き物の生息地である森林を資源豊富な状態に戻す、綿農家の人々の健康や暮らしを守る、また、課題の山積する林業のサステナビリティにも貢献するべく活動しています。

「環境配慮」では不十分。使えば使うほど生態系が改善することを目指します。

梱包資材の素材についての詳細は下記をご確認ください。
参考:ギフト・梱包について


オーガニックコットンの徹底

オーガニックコットンは肌に優しいというイメージがありますが、実際には農薬が使われているコットンと比べ、肌への影響に大きな差はありません。

オーガニックコットンを使用する目的は、コットン農家で働く人々の健康影響を抑制し、水の使用量を90%以上軽減すること。
適切に生産されたコットンの需要が高まれば、認証を得ようとする綿農家も増えていきます。児童労働を抑制し、健全な取引によって経済が守られ、子ども達が教育を受けられる環境に導くことができます。

Organic Content Standard(OCS)証明書
https://class-earth.com/wp-content/uploads/2023/07/Organic-Content-Standard.pdf


微細な色糸の混入について

オーガニックコットンは収穫作業が手作業の場合、微細な色糸の混入(コンタミネーション)が起こり得ます。

日本では、コンタミネーションがあるだけで不良品として廃棄されるため、オーガニックコットンの普及が進まないという背景もあります。
CLASS EARTHでは本物のオーガニックコットンの手作業の証として、コンタミネーションのある生地も活用しています。


製造パートナーにも徹底した環境対応を求めています

現状、CLASS EARTHでは製品本体の染めの工程を行っていません
なぜならば、染めには燃料や排水の問題があります。しかし現状では、環境をポジティブにしながら、高品質な染めを行う技術が日本において見出せていないからです。
とはいえ、諦めているわけではありません。前述のような環境が改善されるよう管理された森林の木材を燃料とする方法など、国内の協力工場と検証を続けています。

また、刺繍糸の染めについては、最新の刺繍技術を導入し排水や廃棄を極力行わない方法を採用しています。

参考:刺繍機メーカーTAJIMA社インタビュー

製造パートナーにも徹底した環境対応を求めることで、今はない技術革新によって日進月歩、Nature Positiveな物作りが可能になると考えています。

なお、児童労働を抑制しているか、賃金が適性に支払われているかなど、労働環境等に関する事前ヒアリングシートの結果を踏まえて、契約取引を開始します。また、オーナーが過小評価グループ層のサプライヤーを優先して調達したいとも考えています。


環境負荷、リサイクル効率を重視した素材選び

化学繊維はカーボンフットプリントの観点もクリアした環境負荷の低い地上資源の循環に取り組みます。
リサイクル効率を高めるため、コットンとポリエステルなど、天然素材と化学繊維の混紡は極限まで排除。新たな技術も積極的に取り入れます。

Apparel Concept