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お知らせ

2026/05/08

2027年国際園芸博覧会 花・緑出展「Earth Saver Farm」を発表

IoTテクノロジー×食農教育で「ネイチャーポジティブ」へ。子どもたちが主役となって社会課題の解決に挑む実践プロジェクト

CLASS EARTH株式会社(東京都中央区)とプランティオ株式会社(東京都渋谷区)は、2027年に横浜で開催される「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」の花・緑出展に内定したプロジェクト「Earth Saver Farm」のキックオフイベント及び機運醸成体験イベントを、東京都・大手町にある「スマートコミュニティ農園」にて実施いたしました。

【機運醸成体験イベントの様子はこちら】

本プロジェクトは、次世代を担う子どもたちが主体となり、IoTテクノロジーを活用した食農教育や未利用資源の活用を通じて、持続可能な社会の実現(ネイチャーポジティブ)へのアクションを世界へ発信する取り組みです。

本イベントでは、各界の専門家によるパネルトークを通じて、食料安全保障や環境問題に対するビジネス・教育両面からのアプローチが共有されました。

■ 代表挨拶:テクノロジーによる「農」のアップデートと次世代リーダーの育成

イベントには、Earth Saverの子どもたちと、スペシャルゲストとして『地球のラテール』カナデ役声優・谷江玲音さんも登場。司会進行は、本プロジェクトの主役である子どもたちの代表、Chief Earth Saver cablesの楓が担当しました。 冒頭では共同出展する両社の代表が登壇し、プロジェクトのビジョンを語りました。

プランティオ株式会社 代表取締役CEO 芹澤孝悦

「プランティオ社は食に触れることをエンターテインメントと捉える『アグリテイメント』を提案するスタートアップです。テクノロジーを活用することで『農』と『人』が繋がる新しい体験を社会に実装し、広げていきたいと考えています」

CLASS EARTH株式会社 代表取締役 高岸遥

「万博や園芸博は、子どもたちが世界を体感し、各国の生物多様性への取り組みを発見できる場所です。大人が用意したものを体験するだけでなく、子どもたちが主役となって自ら世界に発信できるプロジェクトを実施します」

また、本プロジェクトを牽引するアドバイザーとして、一般社団法人the Organic 代表理事・環境省森里川海アンバサダーの小原壮太郎氏が参画することが発表されました。

■ 気候変動による食料安全保障の危機と「ネイチャーポジティブ」への転換

パネルトークでは、昨今のサプライチェーンにも直結する「食料安全保障」の危機的状況が報告されました。和歌山の南高梅を例に、暖冬や雨不足による受粉タイミングのズレで収穫量が80%減少した事態や、有事や石油高騰による農業用資材の価格高騰など、化石燃料に依存する農業の限界が指摘されました。

小原氏は、政府が掲げる「2050年までに有機農業を25%まで拡大する戦略」に触れ、温室効果ガスを減らす「緩和」と環境変化に対応する「適応」の重要性を提言。さらに、破壊された環境を保全するだけでなくプラスにしていく「ネイチャーポジティブ」の実現には数十年にわたる長期計画が必要であり、「我々大人世代が最高のバトンを作り、次世代に渡せるか」が問われていると強調しました。子どもたちがEarth Saver Farmで農作物を作る体験を通じて発信していく本プロジェクトを、「地球を創っていく新しいステージにおいて非常に重要な取り組みである」と高く評価しました。

■ IoT×AIを活用した「新しい食農教育」

芹澤氏は、日本の野菜の種の多くが海外輸入に依存している現状を指摘。都市農園で種取りを3世代ほど交配していくことで「大手町野菜」のように在来化し、それが気候変動に強い未来の食文化(種の多様化)に繋がると説明しました。

これを後押しするのが、プランティオが開発した世界唯一のIoTセンサー「グローコネクト」です。

土壌の温度・水分、外気温、外湿、日照、イメージセンサー(カメラ)という6つのデータを取得し、これまで勘や経験に頼っていた野菜栽培をデジタルレコーディングします。「なぜ枯れたのか」「なぜ成長したのか」をデータから紐解く探求型学習を可能にし、AI演算を用いて栽培が上手な方の栽培データをデジタルコピー(ライブラリー化)することもできます。

デジタルネイティブな子どもたちに最適な, 新しいアグリテック教育のモデルが提示されました。

■ サーキュラーエコノミーを体現する「最高の秘密基地」と絶滅危惧野菜の保全

展示の目玉として、日本で深刻な社会問題となっている「放置竹林」を活用したハウス(秘密基地)の構想が公開されました。

※パースは現状でのイメージで今後変わる可能性がございます。

子どもたちと共に竹を切って作り上げる建物では、主に2つの栽培に取り組みます。

一つ目は、建物の外壁では日本のブドウを栽培します。園芸博の最後にみんなで収穫し、育てた子どもたちが大きくなった時に、ワインとしてプレゼントする計画です。

二つ目は、プランターでは、「grow」システムを活用し、絶滅危惧野菜を栽培します。日本には生産者が残り1人になってしまったような野菜がたくさんあるため、そうした野菜を子どもたちと一緒に育てていく予定です。

▼grow
https://grow-agritainment.com

■ グローバル課題解決を担うバイリンガル人材の育成

高岸は、環境問題と解決策が日々世界中でアップデートされる中、子どもも大人も「英語という共通言語を身につけ、直接世界へ発信していく」ことの重要性を強調しました。 その実践として、独自のプログラム「Earth Saver Family English」を考案。日常的に自然や環境問題について英語で対話し、語学力と課題解決への思考力を養います。ここで育成された子どもたちが、2027年国際園芸博覧会の展示でアテンダントとして活躍することを目指します。

▼Earth Saver Family English
https://latair.jp/earth-saver-family-english/

■ 世界的クリエイターが描く、いのちの「解体・変容」と竹のエネルギー

本プロジェクトのスーパーバイザーとして参画する河森正治氏。

河森氏はアニメーション監督であり、2025年の大阪・関西万博では8人のプロデューサーの1人として「いのちめぐる冒険館」を担当。現在はメインコンテンツ「超時空シアター」の復活プロジェクトにも取り組む世界的クリエイターです。

河森監督は、2025年万博で掲げた「いのちは合体変形だ」(受精や食べることで命が合体・変形していく連鎖)というコンセプトの次のフェーズとして、今回のプロジェクトでは「解体・変容」のプロセスを進めていると語りました。

大きく育った植物が枯れて土に還り、新しい種が次の未来を担っていくという自然のサイクルです。 展示の目玉となる「最高の秘密基地」は、日本で問題になっている放置竹林を、大人と子どもが一緒に切り出して組み上げるスペシャルなハウスです。

河森監督は、放置され厄介者扱いされている竹の「ものすごい生命力と成長力」に着目し、「子どもたちが共に成長していく、そんなエネルギーを感じるきっと展示になる」と期待を寄せました。

本イベントの最後に、Chief Earth Saverの楓は「地球を守ることは義務じゃなくて世界一楽しいアクティビティです」と語り、「日本中の放置された竹林も、絶滅危惧になっている野菜たちも、私たちの手で最高にワクワクする未来へと変形させていきます」と力強く宣言しました。

2027年国際園芸博覧会に向け、子どもたちが主役となって地球を救うヒーロー「Earth Saver」となり、自らの手で未来を創り上げる冒険がここから始まります。

■ Earth Saverとは

アニメ『地球のラテール』から生まれた、地球の救世主(=Earth Saver)

Earth Saverプロジェクトでは、生物多様性の中で自分にできることを考え、子どもたちが主体となり、いきものや自然を守るために活動しています。Nature Positive教育、SDGs推進イベント、学校・自治体との協創を通じ、歌やダンス、プレゼンテーションなどの「学びと表現」で、未来へのメッセージを世界へ届けています。

■ クラウド分散型アグリ・フード・インフラ“grow”について

“人と農の距離を近づける”ため、AIoT/ICTの力と、エンターテインメントの力を掛け算し、農への参加のハードルを下げつつ、オフィスや商業施設、マンションの上や、公園の一画、または地下などの屋内など、あらゆるところに農に触れられるタッチポイントを創出してます。

▼農に触れる場と機会を創出するための3つのロケーション

オフィスや商業施設、マンションの上や公園の一画、地下などの屋内など農に触れる場と機会を創出。これらのソフトとハードを統合したシステムが誰もが参加できる民主的なクラウド分散型アグリ・フード・インフラ”grow(グロウ)”です。

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