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お知らせ

2026/04/21

Nature Positive Members 第1回 仙禽ツアー

― 幻の米「亀の尾」と醸造から学ぶ ―

Nature Positive Members(NPM)の第1回プログラムを、栃木県さくら市の酒蔵「仙禽(せんきん)」様にて開催いたしました。本プログラムでは、かつて姿を消した幻の米「亀の尾」を有機農業と古来の知恵で復活させた、仙禽様を訪ねました。

勉強会:専務取締役・薄井一樹氏が語る、伝統を未来へ繋ぐ「江戸返り」

勉強会では「Nature Positive × 食教育」をテーマに、株式会社せんきん専務取締役の薄井一樹氏より、仙禽様の取り組みについてお話しいただきました。

一樹氏は、仙禽の酒造りの根幹について、「昔は当たり前にやっていた200〜300年前の製法を現代に復活させました。私たちはこれを江戸返りと呼んでいます」と説明されました。

日清・日露戦争の頃、酒税が国家歳入の4割を占めていた背景から、国策として効率化と大量生産が推奨され、手間のかかる伝統製法が切り捨てられてきた歴史を解説いただきました。

仙禽様では、「どんなに製法がピュアでも、原料が農薬漬けでは本質から逸脱してしまう」という考えのもと、時間をかけて「亀の尾」の遺伝子を数百年前のオリジナルにまで遡り、農水省への銘柄登録を成し遂げられたお話を伺いました。

酒蔵特別ツアー:杜氏兼常務取締役・薄井真人氏と巡る酒蔵ツアー

酒蔵見学では、常務の薄井真人氏が案内してくださいました。 真人氏は、お米の吸水時間を秒単位、重さにして0.1%単位で調整する管理について、「その日の気温や湿度、さらには農家さんの土壌の違いがお米の性質に出るため、それらを考慮して吸水時間を分けています」と、醸造現場の視点からご説明いただきました。緻密な管理に参加者一同驚きました。

また、酒造りに欠かせない乳酸についても触れられました。 醸造用乳酸(添加物)を使えば約30日でお酒を造ることもできるため、効率を求める中で伝統的な手法が廃れていった歴史があるとお話いただきました。 しかし仙禽では、添加物に頼らず、自然の力を最大限に引き出すことを何よりも大切にしているとお話いただきました。天然の乳酸菌を育てる「生酛造り」には80日もの時間がかかります。それは、その蔵が持つ個性を最大限に引き出すための選択だと教えていただきました。

懇親会

勉強会・酒蔵ツアーの後は、仙禽様の日本酒とその土地のお料理を囲み、懇親会を実施しました。 仙禽様の日本酒をいただきながら、ネイチャーポジティブやグローバルな視点での環境議論など、多岐にわたる知見を深めました。

また、有機農業をさくら市全体で推進するビジョンについて、地域の食の安全を、まずは未来を担う子供たちの食事から担保したいと語ってくださいました。

今回のツアーを通じ、子ども達に持続可能な未来を残すために、大人ができることは何かを改めて考える機会となりました。 弊社で販売されている「絶滅危惧米」も、そうした未来への願いが込められたものです。 今後も弊コミュニティでは、こうした実践知を共有し、各社の価値へと変換していく場や、子ども達の代に誇れる景色を共に作る場を作っていければと思っています。

「Nature Positive Members」とは

サステナビリティの実装、グローバル教育、そして次世代型福利厚生を統合し、企業の「生物多様性の回復」への貢献度を最大化するための共創プラットフォームです。
企業・家庭・社会の垣根を溶かし、持続可能な未来を共創する3つの価値を提供します。
01

コミュニティ

月に1度の勉強会&懇親会でインプットとアウトプット。
日々の業務を効率化。報告は自動に、リアルの仲間の繋がりを醸成。
■ 課題の解決

生物多様性は、エリアや環境、時期によって対策の最適解が異なります。この「共有の難しさ」こそが、実装を困難にしている最大の壁です。

■ 活動内容

NPAでは、定期的な「勉強会」と「懇親会」を軸に、NDAの下で各社のリアルな試行錯誤を分かち合う場を提供します。

■ 価値

担当者同士の本音から生きた知恵が生まれます。交流プロセスが、そのまま確かなIR実績へと変わります。

02

グローバル教育(EFE)

家族の学びが「企業の知」に直結 次世代の環境グローバル教育。
英会話 × 環境議論が社員も家族も「無制限」。未来を担うα世代と大人が対等に議論できる。
■ コンセプト

ただの英会話を福利厚生にする段階は終わりました。社員本人、そして大切なお子様が、英語というツールを使って「地球の未来」を議論します。

■ 独自性

この唯一無二の体験が、回数制限なしで手に入ります。教育費や子育てに悩む社員にとって、自社で働く誇りを感じる制度となります。

■ メリット

家族の成長記録は、そのまま「人的資本投資」の証跡として社内外へ強力にアピール可能です。

03

福利厚生

毎月届くサステナ商品で社内のNature Positive機運を醸成。
絶滅危惧茶・米が毎月届く。最高級の「貢献」を味わう体験を五感で共有。
■ 体験のデザイン

「勉強」と構える前に、まずは美味しいお茶を一杯飲む。そこからすべてが始まります。

■ 提供品

日本各地の風土が育んだ最高級の「絶滅危惧茶」や「絶滅危惧米」。サステナビリティの推進を「上質な体験」という形に変えて届けます。

■ 効果

理屈ではなく「美味しい」「美しい」という五感の体験が、社員の意識を自然へと向けさせ、組織の機運を底上げします。

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